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せっかく空手を習わせているのに精神的に弱くなってしまったら?偏った運動の繰り返しで身体を壊してしまったら?様々なポイントを抑えていないと逆効果になってしまうこともあるので、気をつけて下さい。

一般的な空手道場の稽古体系は…準備運動→基本稽古→移動稽古→型稽古→ミットへの打ち込み→基礎体力作り→組手稽古、といった感じです。もちろん、道場によって様々な形はありますが、あくまで一般的な流れです。

「村越道場」でも大きな流れは変わりませんが、様々な指導ポイントがあります。ここでは特に子どもへの指導のポイントをいくつかお伝えしたいと思います。

その1「好奇心を促し、考える力を養う」

子どもの目線に立って、好奇心を促しながら行います。答えをすぐに与えるのではなく、考える力を養うような言葉かけをしています。

その2「脳神経を刺激する準備運動」

準備運動の目的は怪我を防ぐために体を温めるだけではありません。これから運動で使う脳神経の回路を作ることも重要です。外部からの刺激に対して五感を使って様々な反応を促しています。

その3「怪我を防ぐ正しい体の使い方」

基本稽古や組手の繰り返しによって体を壊してしまっては、せっかくの稽古も意味がありません。適切な可動域や適切な負荷での運動、そして身体全身を連動させて使う機能的な動きを身につけるよう導きます。

その4「与えるのではなく、引き出す」

基本稽古や移動稽古、型稽古などは決まりきった型を反復することで得られる身体の使い方の基礎があります。しかし、同じように基本や型を稽古しても、自由組手になると一人一人違った個性が出てきます。元々持っている子どもたちの個性を引き出すために、型にはまらない稽古もたくさん行っています。

その5「厳しく!楽しく!」

嬉しいときや褒められた時などは前向きなホルモンが出て、怒られたり無理やりやらされている時は後ろ向きのストレスホルモンが出ます。そして、子どもの頃に前向きなホルモンがたくさん出ていると、その後も前向きホルモンを受けやすく、ストレスホルモンを受け続けると、脳がストレスホルモンを受けやすい回路を覚えてしまい、少しのことでもストレスを受けやすくなり、ストレス耐性に弱い人になってしまうようです。

「精神的に強くなってもらいたい」からといって、何でも厳しくしてしまうのではなく、前向きホルモンをたくさん出して、生きる力の強い人間になってもらいたいですね。

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村越 淳一

村越 淳一

子どもから大人まで学べる横浜の格闘技道場Studio JOH代表。 全関東空手道選手権大会 軽量級優勝&技能賞。空手三段。様々な武道、格闘技を研究し年齢、素質に関係なく誰でも強くなれる秘訣を追求。NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)のパーソナルトレーナーやキッズコーディネーショントレーナーの資格も保有し、指導力にも定評が有る。2歳から70歳まで様々な年齢層の指導経験多数。生徒一人ひとりの特性を見極めた指導にご父兄からの信頼も厚い。
村越 淳一

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